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水をつくる社員ブログ

2018.07.25

 

    水処理サロン その63
     
  T : プラント設計担当   53才
  E : 営業担当    42才
     
E 「解らないことがあるんで、教えてもらえます。」
     
T 「はい、どうぞ。」
     
E 「レベルSWの電極棒が溶けるので、材質を変えたいらしいんです。」
     
T 「今の材質と液性はなんですか?」
     
E 「SUS304で高分子凝集剤らしいです。」
     
T 「???それは、なんで溶けてるの??普通にSUS304で問題ないですよ・・・・」
     
E 「でも、電極棒が無くなるらしいんです。」
     
T 「・・・それって、ちゃんと61F使ってる?その現場の電気図面は手に入るの?」
     
E 「はい、手に入りました。これですが・・・」
     
T 「ふむふむ、これダメ、シーケンサー直結して、直流24V荷電してるじゃん。」
     
E 「え、ダメなんですか?」
     
T 「これ、電極式レベルSWじゃなくて、電極棒電気分解装置です。よく、動いてたね。」
     
E 「電極棒が、痛むだけで動きはしてたようですが・・・」
     
T 「まず、61Fは液面制御の専用リレーだけど、フロートなしスイッチって書いてるでしょ。
    これは、電極棒が溶けないようにリレー内のトランスで8Vに降圧してるんです。」
     
E 「そうなんですか。」
     
T 「それに、シーケンサーの接点容量は小さいから、液面が高くなると下の導通抵抗が減って
    上の接点は入らないはずだけど???」
     
E 「え・・・・いやに詳しいですね。もしかして?」
     
T 「そんなミスをしたことがあるって?この俺が?俺だよ、俺・・・」
     
E 「あるんですね。正直に。」
     
T 「は・・・い、あります。客先支給でリード式SWが来ると思ってたら、電極が届いたんで仕方なく
    試しにつないだら、動いたので、そのままに・・・・・」
     
E 「で、その後どうなったの?」
     
T 「1ヶ月も経たずに、収縮チューブの奥深くまで、溶けて無くなりました。まるで、かじった
    ポールウインナーのような感じで・・・・www」
     
E 「こりとらんな~。(怒) 」
     
                              '-次回には続きません。-
     

 

2018.06.21

 

    水処理サロン その62
     
  T : プラント設計担当   53才
  Y : 電気設計担当    42才
     
Y 「ちょっと、現場で困っています。沈殿槽トラフが均等に流れないんですけど・・・?」
     
T 「はい、それでは、まずは水平に設置されているかどうか確認しましたか?」
     
Y 「ええ、レーザーで水平はバッチリでした。」
     
T 「それでは、どんな不均等ですか?」
     
Y 「連続して片側10ヶ所くらいの90°ノッチから水が流れないんです。」
     
T 「沈殿槽の径はいくらですか?」   Y 「2000φです。」     
     
T 「ふむふむ、小さいね。それって、連続してノッチが切ってありますか?」
     
Y 「はい、スキマ無く・・・・・谷山谷山と・・・80mmくらいの深さですかね~。」
     
T 「それでは、2000φの円周6280mmに160mm幅のノッチが約40個並んでいるんですね?」
     
Y 「はいそうです。よく見る形なんですが、どこが悪いんでしょうか?」
     
T 「まず、径が小さいので、水面堰負荷を15m/dとして1時間当たり1.96m3/h=33L/minです。」
     
Y 「そうですね。」
     
T 「で、それを堰の数で割ると0.825L/ケ・minです。これを直角三角堰の公式で堰高さを出すと・・・
    基本的には、この水理公式の使用範囲は、堰高さ20mm以上なんですが強引に・・・・・
    3mmHくらいになります。 なので、表面張力で出ないノッチが出来てしまうのでしょう。」
     
Y 「ん~~トラフウエアは、別部品のPVC製なので、少し切り込んでみましょうか?」
     
T 「出ないノッチの水が出るようになると、出ていた所が止まるでしょうね。」
     
Y 「じゃあ、どうすればいいんでしょうか?」
     
T 「ノッチの数を4~5個に1ヶ所ぐらいに減らせば問題解決しますよ。」
     
Y 「それで、問題ないんでしょうか?」
     
T 「この場合の、越流堰負荷は47m3/d÷6.28mなので、7.5m2/dです。設計基準では50m2/d
    以下なので全く問題ないですよ。仮に1/4に堰数を減らせば、1ノッチ当たりの水量は、
    3.3L/minになり、堰高さは17mmになります。これで、出ないノッチは無くなります。」
     
Y 「ん~でも、堰が減った分だけ流速は速くなって性能が落ちるんじゃ無いでしょうか?」
     
T 「(ひつこいな~) じゃあ、この場合の流速計算をしてみましょう。ノッチの減らした場合の、流速は 
    堰通過時、約19cm/secです。でも、堰から10cm距離が離れるだけで、流速は
    1/100になります。  局所的な流速では、性能は変わらないので、均等に
    水が出ない方が問題は大きいですね。」
     
Y 「解りました。理解しました。了解です。」
     
                              - 次回へ続きません。  -

 

2018.05.24

 

    水処理サロン その61
     
  T : プラント設計担当   53才
  E : 営業担当    42才
     
E 「トラブルではないんですが、聞いてくれます。」
     
T 「ん?また腐食系ですか?最近そればっか。」
     
E 「リアルで起きてるんだから、しかたないでしょ。」
     
T 「そだね。はい、聞きましょう。」
     
E 「客先から、塩酸35%用のFRPタンクの見積依頼が来たんですが・・・」
     
T 「タンクメーカーが塩酸用では、お売りできません・・・・と、言われた。」
     
E 「はい、そうです。」
     
T 「ネットで調べれば、事故報告や、劣化報告が出てくるよ。」
     
E 「聞いたことあります。死亡事故ですよね。」
     
T 「その事故起きた時にね、ちょうどFRP製の苛性ソーダタンクの天板に、計量槽を設置する工事を
    していて、さんざん、もめましたよ。」
     
E 「それで、どうしたんですか?」
     
T 「事故は塩酸タンクなので、苛性ソーダでは大丈夫です・・・と、言ったんですが・・・」
     
E 「凄い~。原因解っていたんですか?」
     
T 「いや、全然。・・・でも、結局認められず、天板に荷重が掛からないよう門型の柱を建てました。」
     
E 「それって、結果としては、賢明な判断ですね。」
     
T 「まあ、そうだね。で、後にその事故が起きた実際のタンクのサンプル片の調査で、完全に原因と
    経過が解明された報告書が出されました。」
     
E 「読みましたよ。塩酸で痛むのでは無く、塩化水素ガスでFRPのカルシウムが抜けて、塩素が替わりに
    増えるって、書いてました。」
     
T 「それで、ガラスが侵されて、FRPが剥離していき、薄くなって強度が無くなるようですね。」
     
E 「原因がガスなので、側板や底板ではなく天板が痛むので、事故が起きると言うことですね。」
     
T 「紫外線によるFRP表面の脆化は、そのサンプルでは全く問題は無かったんですが、天板厚みの
    内面から半分以上が変質剥離して、強度は新品の20%まで低下していたらしいです。」
     
E 「それじゃ、持たないですね~。う~、恐ろしや~。」
     
T 「だから、今後は引き合いのあった時点で、客先に説明した上で、お断りしてポリエチレンタンクを
    お薦めしましょう。」
     
E 「了解しました。・・・シンミリ・・・」
     
                                                    -次回には続きません。-
     

 

2018.04.27

 

    水処理サロン その60
     
  T : プラント設計担当   53才
  A : 装置設計担当    43才
     
A 「5年前のSUSの散気管が腐食しましたよ。」
     
T 「え?俺?最近腐食ネタが多いね。」
     
A 「そう、あなた。はい散気管の写真をどうぞ。」
     
T 「各々の散気装置の間のループ管の上面が腐食で穴開いてるね。」
     
A 「程度の差はあれ、各散気装置間が全部痛んでますね。」
     
T 「共通しているのは、流速の遅い部分に集中してる事だね。」
     
A 「汚泥が堆積して、その部分が腐るなんてあるんでしょうか?」
     
T 「ここの原水が口に入ったことがあるんだけど、すごく苦くて渋いんです。」
     
A 「げろげろ。ここのBODかなり高かったですよ?」
     
T 「・・・で、成分的には芒硝=硫酸ナトリウムでした。それも%オーダーです。」
     
A 「ステンレスでは、もたないんですかね?」
     
T 「耐蝕表からは、問題ないです。それよりも、電解液なんで、電触っぽいですね。」
     
A 「これも電触なんですか?」
     
T 「電池型の電触は、異種金属間のガルバニック電触、塩濃度差による塩濃淡電触、酸素濃度差による
    通気性電触があります。」
     
A 「ガルバニック電触も塩濃淡電触も関係なさそうなので、通気性電触ですかね?」
     
T 「そうですね。散気管上面に流速があって酸素が有り、下面は汚泥体積で絶対嫌気状態としたら、
    上面部分は、カソード極なので還元して、金属が電離腐食する可能性があります。」
     
A 「材質をSUS316に交換しても効果は無いですか?」
     
T 「耐蝕表では、硫酸根に対しての耐蝕差はありませんでしたね。亜硫酸根にはSUS304のほうが
    弱いみたいですが・・・」
     
A 「この場合、成分や濃度よりも、強い電解性の環境中であることの方が問題なんですね。」
     
T 「う~ん、そうでしょうね。あまり、知見は無いんで答えにくいけど、金属は無理かも知れませんね。」
     
A 「じゃあ、今回どうすれば、いいんですか?」
     
T 「・・・・・塩ビが正解じゃない?水温ひどく高いし、HTに交換したらどうですか?」
     
A 「じゃあ、水替えも含めて、見積と施工要領作って下さいね。-キッパリ-」
     
T 「それではまた~~~。」
     
                           -次回には続きません。キッパリ-
     

 

2018.03.30

 

    水処理サロン その59
     
  T : プラント設計担当   53才
  E : 営業担当    42才
     
E 「修理お願いします。活性炭塔が腐食で穴が空いて、漏水してます。」
     
T 「え?うちの製品なの」
     
E 「いえ、うちじゃないんですけど、”デクロライザ-”って呼んでますけど。」
     
T 「それは、ただの脱塩素塔っていう意味でしょうね。」
     
E 「そうなんですか?食品の用水処理でステンレス製なんですけど・・・」
     
T 「うちのじゃ無ければ、ほっとけば、いいじゃない。」
     
E 「営業はそうも行かないんですよ。。。製作会社はもう無いらしいですし・・・」
     
T 「・・・じゃあ、状況を聞きましょうか?ステンレス製って言ってたよね。」
     
E 「ステンレス製の内面エポキシ塗装らしいです。」
     
T 「そりゃ、活性炭塔としては問題あるなー。」
     
E 「ステンレスでも傷むんですか?」
     
T 「まずは塩素分解のメカニズムから話します。酸化力の強い遊離塩素や持続力の長い
    結合塩素は、有機物と接触すると酸素を放出して、対象物を酸化します。」
     
E 「活性炭は、炭化しているのに、まだ、酸化分解するんですか?」
     
T 「表面の電位がマイナスであることも要因ですが、元はヤシ殻なので有機物も残っています。
    製品によって、差異はありますが新炭で5%前後です。しかも、活性炭の主成分の
    炭素でさえ酸化の対象です。」
     
E 「再生炭を、塩素吸着に使わないのも、そのへんに理由があるんですか?」
     
T 「そうですね。廃炭の再生温度は800℃くらいなので、新炭よりも有機物は少ないです。
    そもそも、有機物=強熱減量と考えると、強熱減量温度は300℃なので、ほぼ0です。」
     
E 「それに、熱再生すると目減りするのは割れるからでしょ・・・強度も落ちるみたいですね。」
     
T 「なので、より硬い活性炭が望ましいです。 で、分解された次亜塩素酸ソーダは、ナトリウム、
    酸素、塩素の化合物になります。」
     
E 「全て、イオン化していたら全部金属に害になりますね。・・・じゃあ、塩素吸着塔では無いんですね。」
     
T 「そうですね。次亜塩素酸ソーダ分解塔ですかね・・・だから、SSで内面ゴムライニングで、外面
    耐蝕塗装すれば、高価なステンレスの意味が無くなりますね。」
     
E 「じゃあ、今回どうすれば、いいんですか?」        T 「うちの標準に交換すれば?」
     
E 「だから~~~  (聞かなきゃ、良かった・・・・泣)
     
                             -次回には続きません。-
     

 

2018.03.01

 

    水処理サロン その58
     
  T : プラント設計担当   53才
  Y : 電気設計担当    42才
     
Y 「はい、続きです。前回はDOの立ち上がりを測定しました。」
     
T 「これで、送気量とDOの上昇量は解りました。ちなみに送気は、3.92h^-1。DO上昇は0.9mg/L・min
    でした。」
     
Y 「お~h^-1は曝気強度の単位ですね。そこで、呼吸速度:Rrの加算ですね。」
     
T 「はい、Rrの測定値は、23.1mg-O2/L・hでした。」
     
Y 「それは、高いんですか?低いんですか?」
     
T 「MLSS5000mg/L程度なので、Krは4.6mg-O2/g-MLSS・h。これは充分、酸化分解が終わった
    後の基礎代謝呼吸量です。初期呼吸は、約5倍の24mg-O2/g-MLSS・hでした。」
     
Y 「数字が多くて、疲れてきました~。まだ、続きます?」  T 「もちろん。 -キッパリ- 」
     
T 「これら全てを1m3・h当たりに換算すると、曝気槽1m3に対して、1時間に3.92m3の送気により
    77.1gの酸素が移動したことになります。」   
     
Y 「ひ~もうだめです・・・・・」
     
T 「最後です。3.92m3の空気中には、1.64kgの酸素が含まれます。よって溶解効率は
    4.7%となります。」
     
Y 「ひ~時間かかったですけど、溶解効率悪いです~~~」
     
T 「そうですね、散気装置の性能判定の場合は、実際にはこれに、温度補正と酸素の飽和点降下の
    プラス補正と水圧によるマイナス補正をするんですが、その誤差は大きくは無いです。
    まあ、今回の結果は溶解効率は5%ぐらいでしょうね。数値的には水温30℃、
    酸素飽和濃度7mg/L(実測)、平均水圧25kPaで補正してみて下さい。」
     
Y 「ひ~~それなんとかしないと、いけないんじゃ無かったんですか?」
     
T 「はあ、そうですか?MBRユニットの散気装置は、クロスフローの流速への変換量が大きくなるよう
    粗気泡なんです。よって、溶解効率はあっても4%程度だと思います。」
     
Y 「じゃあ、10~15%なんて、高溶解効率の散気装置が入っていた方が困ってたと・・・?」
     
T 「そうですね、まあ、その時は、予備散気装置を仮設して、帳尻を合わせばいいと思うんですが。」
     
Y 「なんか、大変な工事でしたね?」
     
T 「そうですよ、ここで大切なのは、改造後の能力はもちろんUPしてるんですが、その仮設状態時に
    設備が耐えられるのか、どうかというところです。」
     
Y 「ん~能力不足で、仕方なく増強するような状態では、この工法は使えないみたいですね。
    まあ、なにはともあれ、お疲れ様でした。」
     
T 「はいはーい。 \(ToT)/ 」
     
                              - 次回へ続きません。  -
     

 

2018.01.24

 

    水処理サロン その57
     
  T : プラント設計担当   53才
  Y : 電気設計担当    42才
     
T 「散気装置の溶解効率の測定方法から、しゃべっちゃいます。」
     
Y 「はい、よろしくお願いします。」
     
T 「まずは、定常状態で曝気槽のDO分布を測ります。」
     
Y 「なぜ、DO分布なんですか?」
     
T 「知りたいのは、水槽の酸素保有量ですから、測定ポイントは多ければ多い方がいいですね。
    今回は、曝気槽1槽で30ポイント測りました。」
     
Y 「たくさん取るんですね?」
     
T 「でも、水深5mで深度別5ポイントを6ヶ所だから、そうでも無いんじゃない。」
     
Y 「注意点は、なんでしょうか?」
     
T 「ポイントを出来るだけ均等間隔でとるのは当然ですが、それよりも、ディヒューザの種類、劣化度
    取り付け高さ、水深等条件が違うと水槽個々に測定する必要があります。
    今回は、水槽形状、散気装置、経年劣化度合いが全て同じだったので、一番
    呼吸速度の低い、最終曝気槽で測定しました。」
     
Y 「そこは、まさしく膜ユニットを仮設設置する大事な水槽ですね。」
     
T 「はい、そうです。膜ユニットの仮設する場所あたりの底の形状を棒でつついて確認したり・・・」
     
Y 「えらく原始的ですね?(笑)」
     
T 「そりゃ、水平に設置できないと散気が不均等になって、新品膜を詰まらせかねないですから。」
     
Y 「なるほど、で、結果はどうだったんですか?」
     
T 「まず、平均DOは最終曝気槽で、少し高めで4.3mg/Lでした。4.3g/m3です。」
     
Y 「ほんとですね。少し高め?」
     
T 「で、一度曝気を停止します。SVは80%くらいなので全体のDO低下にそんなに時間はかかりません。
    3~4分くらいです。まあ、DOメーターで確認しながら、低下を待ちます。」
     
Y 「測定点は、計測ポイントの中から平均DOに近く、流速が安定している部分で測ればいいですね。」
     
T 「なんせ、DOメータは1台しか無かったからね。DOがゼロになったら、曝気開始です。DOの上昇を
    表にプロットすると、DOの下上端は曲線に寝ますが、中央部は直線に乗ります。」
     
Y 「呼吸速度曲線ににていますね?勾配は逆ですが・・・」
     
T 「そりゃあ、どちらも酸素移動速度なので、DO飽和不足量に比例するから、似るんでしょ。」
     
Y 「やや、もうページがないですよ。どうしましょ。」
     
T 「そりゃ、次週に続くでしょ。」               Y 「引っ張りますね~。^^」
     
                                                            - 次回へ続く  -
     

 

2017.12.20

 

    水処理サロン その56          
                   
  T : プラント設計担当   53才            
  Y : 電気設計担当    42才            
                   
T 「お久しぶりでございます。」            
                   
Y 「永い充電期間でしたね。どうしてたんですか?」        
                   
T 「まあ、充電と言うか。長期工事で、忙しかったんだけどね。」      
                   
Y 「どんな工事だったんですか?」            
                   
T 「え?説明長くなるよ。 結構難しい工事なんで・・・・」        
                   
Y 「はい、聞きますよ。 」            
                   
T 「ではまず、質問です。沈殿分離式活性汚泥処理を膜分離式活性汚泥処理に、改造するには
    どうすれば、いいでしょうか?」          
                   
Y 「過去に実績たくさんありますよね。膜分離槽が必要になるので、別置きに膜分離槽を設置して稼働し、
    馴養後に沈殿槽を曝気槽に改修するなり、汚泥保有量が増えるので散気強化したり
    するんじゃないですか?」          
                   
T 「まぁ、普通そうするよね?」            
                   
Y 「それ以外に何か方法あります?」          
                   
T 「沈殿槽に膜ユニットを沈めて、運転してるの。」        
                   
Y 「お~、それは凄いですね。  って、工事中は処理止めないと工事できませんよね?」  
                   
T 「だから、それを通常水量を処理しながら、水質保持しながら工事をしたのよ。」    
                   
Y 「そんなことが、できるんですか?」          
                   
T 「はい、出来ちゃったから出来るんです。ただ、実際の仮設処理は、現状の曝気槽の一部を  
    膜処理槽に使うんだから、それなりの仮設処理時の能力が既設装置にあるかどうかの
    判定が一番大切でしたね。」          
                   
Y 「それって、何から手を付けるんですか?」          
                   
T 「まずは、既設排水処理能力の中でも一番大事な、酸素供給量の測定です。」    
                   
Y 「ブロワー風量とか、散気装置の溶解効率とかですね。溶解効率も測定できるんですか?」  
                   
T 「過去ログに書いてなかったっけ。手間はかかるけど意外と簡単に計れるよ。」    
                   
Y 「ありましたっけ、覚えてないので、もう一度書きましょうよ。」      
                   
T 「そうですね。まあ、今回は実測測定値もあるので披露しちゃいましょうか。」    
                   
Y 「お~、太っ腹ですね~。でもそれで、うちの仕事減りませんか?」      
                   
T 「大丈夫。めんどくさい工事なので、もう、2度とやる気が無いので・・・」    
                   
Y (それで、いいのだろうか? 社長に言いつけてやろうか?・・・)      
                   
            - 次回へ続く  -    
                   

 

2017.05.09

 

    水処理サロン その55          
                   
  T : プラント設計担当   53才            
  E : 営業担当    42才            
                   
T 「永らく続いた水処理サロンですが、今回で、55回記念となりました。^^」    
                   
E 「中途半端ですね。5年ですね。よく、がんばりましたね~。」      
                   
T 「その間、コメント書き込みOKにしようとして、断念したり・・・」      
                   
E 「HPの書き込み欄を増設するのに、費用がかかるんでしたね。」      
                   
T 「まあ、いろいろと指摘してくれる人もいるので、作っても良かったんですが・・・」    
                   
E 「いや~、きっと炎上するでしょう?」          
                   
T 「するかね、やっぱり。で、どこに何を書いたか解らんので、過去ログリスト付けとくよ。」  
                   
E 「ま、お休みみたいなモノですね・・・・」   T 「こらっ。」    
                   
  2012年 2月 生物処理とDO 2015年 1月 沈降傾斜板(1)  
                   
    3月 アクアブラスター   2月 沈降傾斜板(2)  
                   
    6月 加圧浮上ユニット   3月 廃棄物法(1)  
                   
    9月 自動希釈装置   4月 廃棄物法(2)  
                   
    10月 酸素消費速度   6月 廃棄物法(3)  
                   
    12月 MBRの閉塞   7月 廃棄物法(4)  
                   
  2013年 1月 有機物量の測定   8月 pHセンサー(1)  
                   
    2月 凝集のランニングコスト   9月 pHセンサー(2)  
                   
    3月 消石灰の用途   10月 pHセンサー(3)  
                   
    4月 CODの処理   11月 ボルトナット規格  
                   
    5月 流動担体(1) 2016年 1月 耐蝕(1)    
                   
    6月 流動担体(2)   2月 耐蝕(2)    
                   
    8月 戦艦大和     3月 耐蝕(3)    
                   
    9月 Rr測定法     4月 耐蝕(4)    
                   
    10月 フェントン酸化   5月 耐蝕(5)    
                   
    11月 10^3について   6月 PEタンク    
                   
    12月 リン処理     8月 オーステナイト  
                   
  2014年 1月 N処理(1)     9月 毒劇物    
                   
    2月 CN処理     10月 ガルバニック電触  
                   
    3月 N処理(2)     11月 保温材(1)  
                   
    4月 下水道法?   12月 保温材(2)  
                   
    5月 MRB+担体 2017年 1月 保温材(3)  
                   
    6月 F処理            
                   
    7月 運送法(1)          
                   
    8月 運送法(2)          
                   
    9月 B処理            
                   
    10月 Sb処理            
                   
    11月 沈殿槽(1)          
                   
    12月 沈殿槽(2)          
                   
    - 次回へ続くきますが、充電期間と致します。 しばらく、お待ち下さい。 -  
                   

 

2017.01.21

 

    水処理サロン その54          
                   
  T : プラント設計担当   53才            
  Y : 電気設計担当    42才            
                   
Y 「保温材の続き行きますよ~。」            
                   
T 「はいはい、どうぞ。また、コピペやね~^^」          
                   
Y 「前回は、保温保護のカラー鉄板まで行きましたね。他に何がありますか?」    
                   
T 「はい、昔からある、ステンレス鋼板が高級品ですね。これには、通常の2B仕上げと  
    バフ仕上げ品があります。」            
                   
Y 「2B仕上げ?2B仕上げとはなんですか?」          
                   
T 「圧延酸洗いしたステンレス鋼板が2D仕上げで、それを鏡面ローラーで再圧延したのが2B品
      ですが、一般的にステンレス水槽等の素材は2B品ですよ。」      
                   
Y 「ふーん、少しにぶいつや消し表面なやつですね。」        
                   
T 「そうです。通常のステンレス板が、2B仕上げです。・・・仕上げてないけどね。」    
                   
Y 「バフ仕上げは、磨いてピカピカのやつですね?」        
                   
T 「そうですね。イメージは食品工場のサニタリー仕様ですね。」      
                   
Y 「これは、色分けや表示はどうするんですか?」        
                   
T 「さすがに、バフ仕上げした上に塗装はないですね。カラーアルミテープで要所に識別(色別)します。」
                   
Y 「他には、ありますか?」            
                   
T 「最近は、ガルバリウム鋼板がいいですね。耐蝕性とコスパが高いです。」    
                   
Y 「ガルバリウムって、電気ラックとかでありますよね。亜鉛とアルミニウムの合金メッキですね。」
                   
T 「はい。スーパーダイマが商品名ですが、JIS規格適合になって5年程たちます。」  
                   
Y 「ふむふむ、なるほど・・・と言う事は、これもカラーテープ色別ですか?」    
                   
T 「地色は、グレーでいい色なんですが、全面焼き付け塗装品が出てます。」    
                   
Y 「高級品では無いんですか?」            
                   
T 「それが意外に安価で、電気ラックなんかでもそうですが、そんなにカラー鉄板と差が無いです。」
                   
Y 「そうなんですか・・・・  他に保温の話あります?」        
                   
T 「ない。」                
                   
          -で、次回に続きません。-    
                   
                   

 

 
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